Fri, 05 Mar 2010

好みの音楽と出会うためには

ガジェット通信 スクエニ社長がファミ通レビューに衝撃発言「あー言っちゃった」 から引用

「ファミ通の評価をどう思いますか?」というゲームファンの質問に対して、「活かすための読解力でしょうか^^  この人がこういうトーンで書いているという事は・・・とか。あー言っちゃった」と返答している。(中略)週刊ファミ通の『クロスレビュー』はゲーム購入者の評価とかけ離れている点数や評価の場合があり、「もう信用しない」という読者まで現れているほど。

ゲームはしないので、ファミ通のクロスレビューがゲームファンのなかでどういうふうに捉えられているのかは知らないけれど、おそらく音楽ファンも、年に100枚くらいに「史上最高」を連発するような音楽雑誌のレビューには一言二言、言いたいことがあるんじゃないだろうか。

実は、僕自身は、音楽雑誌と呼ばれる雑誌をほとんど買っていない。ネットやショップで情報を仕入れているし、某音楽雑誌にある(今もある?)「xxx2万字インタビュー」とか受け付けないからだ。 とはいうものの、こんな風にひねくれる(?)まえ、かつては毎月ちゃんと雑誌を買っていたこともある(お金がなかったときは立ち読みもたくさんしたけど)。 その結果は、雑誌全体では信じられないことも多いが、(特定の)編集者だけは信じられる、という単純なものに至った。

これまた当たり前だが、信じられる編集者とは、自分と同じものが好きな編集者、自分と同じような感覚を持ち合わせる編集者に他ならない。僕の場合は、elekingやremixの編集長、野田努さんという方が、まさにそれだった。他の人のレビューの点数が低くても、野田さんが高得点を付けた作品は僕には素晴らしかった。僕が好きな音楽を、野田さんが記事のなかで取り上げていたこともあった。

もちろん、野田さんは僕の100倍くらいの音楽を聴いているに違いない。僕の好みが、野田さんの広いアンテナの小さな共通部分であったことに違いはないが、とにかく自分の感性が雑誌を通して伝っていくような、伝わってくるような、そんなうれしさがあったことをよく覚えている。

今、音楽雑誌を買っていないし、読んでないから、野田さんがどんな音楽を好んでいるのかは分からない。ネットで復活したelekingのレビューを読む限り、遠くには行っていない感じがする。

レビューなんて気にするな、とか思わないし、好きなレビューワーを見つけるのにじゃんじゃん読めばいいと思う。ただ、ゲームも音楽も「この人がこういうトーンで」なんて大人びた読解力と裏読みは似合わないとも思うけどね。

なんか、ブログのタイトルとかけ離れたので、一つ具体的に。自分の好きなアーティストが好きな音楽、これを辿れば外れがないです。散財への道ですけど。

posted at: Fri, 05 Mar 2010 01:45 [blog] permanent link/comments(0)

Wed, 24 Feb 2010

mt-daapd で Value too large for defined data type でちゃったら。

いわゆるチラシの裏的情報。 同じことで悩まないように、メモだけ。

cifs経由でマウントしたディレクトリを、mt-daapd.confのなかでmp3ファイルディレクトリに指定して起動させたときに

Bad mp3 directory (/mnt/mp3): Value too large for defined data type
Error reading config file (/etc/mt-daapd.conf)

こういうエラーが出てしまう人は、マウントオプションにnoserverinoを付けてみてください。

具体的には fstab の記法で書くと

//FILESERVER/MP3       /mnt/mp3      cifs    guest,iocharset=utf8

というようにしているとき、mt-daapd.confで

mp3_dir         /mnt/mp3

としたら、上の"Value ..." エラーが出てしまう人は

//FILESERVER/MP3       /mnt/mp3      cifs    guest,iocharset=utf8,noserverino

としてみてください。直るかも。

posted at: Wed, 24 Feb 2010 00:03 [linux] permanent link/comments(0)

Sun, 31 Jan 2010

ゴールデンスランバー(ネタバレするよ)

ゴールデンスランバー

ベストセラー作家伊坂幸太郎氏により、空き巣、通り魔、動物虐待、殺人なんでもござれの犯罪都市に仕立てられてしまった仙台市。 そこで起きた史上まれに見る大事件、首相暗殺事件が映画の舞台。 映画は、この大事件の犯人に仕立てられた男、青柳(堺雅人)の逃亡劇として進む。

と、書いてみるとなんだかスリルとサスペンスな話に感じられるのだけれど、 逃走劇として見ると、平凡かそれ以下。 派手なカースタントや、手に汗握るアクションと呼べるものはほとんどなく、 アクションシーンを下支えするはずの刑事(永島敏行)はどこかコミカルで、 犯人と警察の「息詰まる」ほどの駆け引きもない。 さらに、犯人に仕立てられてしまった主人公に感情移入できるような材料はほとんど何も提示されない。 たとえば、主人公の恋人が殺されてしまうとか、不条理な状況にさらに不幸が襲うようなありがちな状況が、ないわけではないが、どうも薄い。

思うに、映画として首相暗殺事件は大きなマクガフィン、 つまり、主人公が窮地に陥るという設定の下支えとして、多少の説得力があればよいのであって、 とにかく無理矢理犯人にさせられるような窮地に陥り、ストーリーのなかで大々的に報道されれば、事件は市長暗殺だろとコンビニ強盗だろうとなんでもいいのだ。

むしろ、映画で繰り返し使われる、イメージという言葉を中心にしてマスコミ、警察など主人公を追い詰める集団に対し、 主人公の父(伊東四朗)の言葉を借りれば、主人公を「信じているのではなく知っている」という1点で イメージにとらわれず主人公に協力する人間が描かれる映画、というほうがピッタリくる。 そして、逃走シーン以上に多用される大学時代の回想シーンや元恋人との思い出、仕事仲間とのやりとり、マスコミに登場する父の話によって、 観客は主人公と協力者の過去を「知り」、協力者へ感情移入することができるという人情劇なのだ。

スリルとサスペンス、カタルシス、そういうものを過度に期待しないで、2時間オーバーのテンポよく流れる人情劇として観に行って、 そして、信じられると知っている人を思い浮かべて帰るのが吉。

posted at: Sun, 31 Jan 2010 00:34 [blog] permanent link/comments(0)

Mon, 11 Jan 2010

大人になるって(松尾スズキさんのインタビューから)

1/9朝日新聞朝刊のオピニオンに掲載されていた、松尾スズキさんのインタビューがとっても面白かったので、感想なぞつらつら書いてみます。

インタビューは、18歳成人案を切り口にして、松尾さんの大人感や社会批評(的)なもの。 そのなかで、まず共感というか、妙に納得したのが、次のコメント

(インタビュワー)「大人になる」って?
(松尾さん) 「そこの定義は、自分のなかでものすごく変わりました。『大人失格』を書いたころは、たとえ毎日がどんなにつまらなくても、その現実を受け入れるのが大人だと思っていました。当時、30代前半で、常に『面白いか面白くないか』を問い、面白くないと、息が詰まりそうになって、面白いものに逃げてた。そんな自分を、まだまだ未熟だと考えていた」

僕はその30代前半で、同じように『面白いか面白くないか』を問う、という姿勢をとってしまうが多いです。この仕事面白いかな?面白くないな、面白い生活したいな、そんな感じ。 たしかにつまらないと息が詰まる。実はもっとつまらない仕事をしていたはずの20代より、息の詰まり方がずっと強烈になったと感じます。 だから、周囲を見回して、つらい仕事もこなし、家庭ではよき父、母なんていう人をみると「大人だなー」(=すごいなー)って尊敬してしまいます。

そうそう、たぶん、大人っていうのは尊敬の対象なんだとおもいます。

インタビューの次はこうです。

(インタビューワー)今の「大人感」はどうでしょう。
(松尾さん)「世の中にここまで希望がなくなって、豊かさもない、つまらないじゃ、ホントに、つまらなくなっちゃう。今の大人はむしろ『つまらない』といわない人だ。どうしようもない状況においても、自分の中に『面白い』といえる価値を作りえた人が大人、と思えてきた」(中略)「周りが面白がるものが生み出せれば、つらさも面白さに還元される」

なるほど。苦虫をつぶしたような顔で日常をやりこなすぐらいなら、面白さをみつけたり、たとえ自虐的になったとしても周りを面白がらせるほうがいいのかもしれない。 あんまり自虐的なのもつらいから、ふりぐらいにとどめたいけれど。

30代前半の僕は、心のどこかで「面白さ」が所与のものだと思っちゃっているんだろう。 辛い仕事も楽しいところが結構ある、面白さが与えられるものではないっていうのは、今まで何度も経験したはずなんだけれど、ついどこか忘れてしまうのか、 まだ『面白い』といえる価値が作られてないのかもしれない。

そしてインタビューの後半、お笑いの話になって

「(中略)今の日本はあまりもコミュニケーション重視。特にテレビのバラエティーとかは、空気を読む能力を極限までに求められる」

たしかにそう。ちょっと外したコメントをすると「あーぁ(残念)」っていう反応。期待通りのコメントで、期待通りの計算された笑い。ヒネリだって想定内。

勝手な考えなんだけれど、空気を読んだり、期待通りの結果って、子供が好きなんだよね。 子供って無意識に空気読むし、おもちゃが動いてくれないと怒ったりするし。 子供が成長して少し自我がでてくると意識的に空気を読み始めて、さらに大人になると「コミュニケーション能力」ってことでトレーニングしないといけなくなる。

空気を読むってのは、自我のぶつかりあいを避ける処世術の一方で、結局自分の価値観、面白いものを作るのを遅らせる、子供に留まる副作用があるのかもしれないね。 仮にそれが正しいとして、空気を読まないイレギュラーな行為をどうするか、つまらない、腹立たしいと放り出すか、笑って肯定するかが松尾さん的大人の分かれ道なのかもしれない。 現実的に、空気読むなんて関係ない、とはなかなかいえないけれど、同じ空気をまとう集団やルールから外れたって面白いのはいいんじゃない、面白くしようよと言えるのは、たしかに相当大人だよね。

そういう大人めざそかな。空気読むなんてお子様のすることさ〜って。

posted at: Mon, 11 Jan 2010 22:27 [blog] permanent link/comments(2)

Wed, 23 Dec 2009

For Long Tomorrow / toe

For Long Tomorrow
For Long Tomorrow / toe
スリーディーシステム

"the book about my idle plot on a vague anxiety" これがtoeのファーストアルバムのタイトル。 タイトルが暗示しているとおり、ファーストアルバムは、ストイックというよりむしろ神経症的な内向き力に導かれた危うい高揚感のある魅力的な音楽に仕立てられている。 つづいてNew Sentimentalityに収録され、本作品でも土岐麻子バージョンが収録されたtoe初の歌モノ"グッドバイ"では、

It's more complex than how i used to thought
But already i know
The start is living life to the end
Everyone is mania in general
You don't have time to sleep
For to know others

うまく届かないんだ
また 次の不安か?
A disruption and blinder
その先はないんだ

と、やはり神経症的かつシニカルな世界観を披露している。 セカンドアルバムの本作品では、toeはこれまでの内向きの力から外向きへ、ひとり部屋、街のなかから脱出して旅に出た。 旅先はスペインから南米へてアフリカへ。

アルバムの前半から、M-2 "ショウシツ点よ笛", M-4 "エソテリック"と"The book ..."からのイメージの曲と New Sentimentalityの正常進化形ともいえる、原田郁子をフィーチャーしたM-3 "After Image"

美しくも悲しげなリフが印象的なM-5"Say it Ain't So", M-6"Two Moons"が交互に並ぶ。 そして、アルバム後半、M-7 "モスキートンはもう聞こえない#1"あたりからtoeの音像は意外な方向へ広がりはじめる。 M-9 "ラストナイト"のマリンバを引き連れて走るシンプルな疾走感、 M-10 "グッドバイ"のグリッチ風の音、 M-12 "Our Next Movement"では、サックスをフィーチャーしたファンク風toe...。 広がったサウンドスケープに一瞬戸惑いを覚えるが、メロディアスに紡がれた音楽が、まぎれもなくtoeのものであることにも気づく。 それは、異国の地にあって住んでいた街を思い出すのに似ている。

アルバムの最後は、タイトルトラックの"Long Tomorrow"。それまでの新しさから一転、 toe的スタンダードとも言える曲でアルバムで終わる。旅は終わった。まぎれもない名作。

posted at: Wed, 23 Dec 2009 00:10 [music] permanent link/comments(0)

Tue, 15 Dec 2009

RE: over HTTPな異種間結合の松竹梅って?

Tamのover HTTPな異種間結合の松竹梅って?に対するコメントです。

若干、抽象的かつ技術的じゃない話をします。

全体最適化という言葉は意外とくせ者で、「全体最適」されたすばらしい世界(システム)があるような気がしてきます。実際、僕もナイーブにそんな世界を考えていたころもありました。

けれども、私の狭い見聞のせいかもしれませんが、そんな世界(システム)は今の今までみたことはありません。

なぜ無いんだろう?と考えたときに気づいたのですが、そもそも、企業や組織の「静的」な全体最適されたシステムを思い浮かべていたのだと気がつきました。 そもそも全体最適「化」なんて、まるで全体最適された状況が実在するような言葉の使い方です。

一体だれが全体最適、全体最適化されたシステムを決めているんでしょうか? 一つの答えは「経営戦略」、もしくは「経営者」です。かっこよく「ステークホルダー」とか言う人もいるかもしれません。 これは、まあ正しい答えですよね。経産省もそう言ってます。

さて、その経営者、経営方針、ステークホルダーは「静的」なんでしょうか? さらに全体最適化されたシステムはコンプライアンスも求められます。つまり法令と世の中ですね。 そうムリ、ぜったい静的な状況なんてあり得ない。 「静的」な全体最適なんて、その土台が動的なのですから、ぜったいあり得ないわけです。

じゃ、全体最適って虚構、空想、妄想なのかというと、むしろ「動的」な全体最適であれば実在すると思っています。

静的で堅固な素敵で存在しないシステムではなく、適切な組織体と職務分離があり、社内だからといってHTTPSと認証だけにセキュリティをまかせず(ファイアウォール必要という意味ではなくて)、システム投資は検証して、情報資産の棚卸なんかしちゃって、BCPも必要に応じてやってみたりして、ときどきそれらを振り返るという泥臭い人間系の話とSOAP/HTTPのような比較的柔軟に構成や仕組みを変更できるシステムが、噛み合うよう「努め」得られた一定の結果(NOT完璧な結果)が全体最適だろうと思っています。

Tamが引用している、全体最適化ばかりが、SOAP/HTTPの生きる道ではない。 (るいもの戯れ言)

そのココロは単純で、企業がデカくて、企業全体の統制がとれていなければ、社内のシステムはバラバラなわけだ。つまり自然と異種結合が重要となる。そこへ SOAP/HTTPはうってつけなのだ。そこには全体最適化という究極の目的は存在しないのだけど、てっとり早く、異種のサーバ、クライアント間をつなぐ技術は、他に存在していない。

の文脈でいえば、企業全体の統制が取れた結果のキレイに統合されたシステムが全体最適化ではなく、企業が能動的にコントロールしているときの企業システムが全体最適化されたシステムといっても、万人から満点はもらえないかもしれませんが、そこそこ外れている答えじゃないだろうと思っています。

posted at: Tue, 15 Dec 2009 21:31 [blog] permanent link/comments(2)

Mon, 14 Dec 2009

日本の公安警察 (講談社現代新書) / 青木理

日本の公安警察 (講談社現代新書)
日本の公安警察 (講談社現代新書) / 青木 理
講談社

NHKの土曜ドラマ「外事警察」が面白いので、ついこんな本を読み始めてしまった。

公安警察といえば、過激派、共産党、テロなどなど、男の子なら一度は興味をもつ話題(嘘!)を連想させるのだが、 本書は単なる事件簿ではなく、その成り立ち、組織構成、捜査手法を紹介したうえで、過去の有名な事件の裏側を丹念に書き記している。

しかし、その結果得られる感想は、明快な組織像でもなければ畏敬の念などでもなく、公安、という一つの組織がもつ底の見えない不気味さしかない。 本書の後書きに、著者は「巨象の背中を撫でただけに過ぎない」とかいているが、巨象というのは綺麗すぎる、巨大な暗い沼のようで、 踏み込むことを拒むような張り詰めた緊張感を感じる何かにしか思えない。 同じ日本の中なのに、違う国のような話だった。日本の社会はおもったより、ずっと深い。

posted at: Mon, 14 Dec 2009 23:37 [book] permanent link/comments(0)

Mon, 30 Nov 2009

ゼロの焦点、ネタバレ話。

ゼロの焦点の感想を嫁に話したら「そんな風に映画をみたらつまんなくない?」と言われしまったことを、先日ブログにのせました。

公開してから半月経つので、その印象深かった場面について書いておきます。 めっちゃクライマックスのシーンなんで、ま、ネタバレです。

それは真犯人室田(中谷美紀)が自分の過去を知る田沼(木村多江)を海に突き落とそうとするシーン。

海を背にする田沼を突き落とそうとする室田を正面から写すカットがあるのですが、カメラのピントが微妙に揺れてるんです。 おでこや頬、鼻と微妙にうごきます。これは田沼からみた室田のようにも見えるのですが、 このカットの最後はカメラの焦点は室田の目にとまるのですが、これは実は室田自身の迷いを表すともとれるのです。 迷いが消えて、突き落とすことを決意する瞬間、と同時に突き落とされることを許したような感覚も味わえるカットでございました。

前後して、二人を崖の上、真上から見下ろすカット。 辺りは明かりのない海岸線です。スクリーンの下側は海、スクリーン左下のガードレールの切れ間に立つ田沼、その前(スクリーンの上側)に立つ室田、 室田から少し離れた右側からは室田の車のヘッドライトが斜めに二人を照らします。

この人物の構図だけで田沼は落ちて死ぬ運命にあるのが分かるのですが、 スクリーン右上にある車が象徴するのは、裕福な家の婦人となり女性運動に身を捧げる室田の成功であり、 その車からの二人を照らすヘッドライトが、忌まわしい過去を持つ二人を照らしています。 そして、ヘッドライトの光の外は真っ暗闇、室田の生きていくには今の成功をただひた走ることしかない、 光の外に外れたら最後、暗闇のなかに落ちてしまうといっているようです。 つまり、室田の殺意の源泉は、現在そして将来の成功を守るためであることがわかるカットでございました。

posted at: Mon, 30 Nov 2009 22:57 [blog] permanent link/comments(0)

Mon, 23 Nov 2009

LOMO LC-A

きっかけは中古カメラ屋のHOLGAコーナーでした。

無いだろうなと思って「LOMOありますか?」と聞いたところ、別店舗にオリジナルがあるらしいという話になり、なぜか30分後、ロシア語の説明書が付いたLOMO LC-Aを持っていたのでした。

Lomo1

反省していますが、後悔はしていません。

少し説明しますね。

世の中変わった人がいて、ちゃんと作られてちゃんと写るカメラよりも、工業製品としては二流でちゃんと写らないカメラが好きな人達がいます。そういったカメラはトイカメラと呼ばれており、その叙情的、幻想的ともいえる独特の画がうけているのです。

トイカメラの世界にはLOMOとHOLGAという二大ブランド(笑)があります。

LOMOは旧ソ連のメーカーで、LOMO LC-Aというカメラを製造していました。このLC-Aによる写真がウィーンなどヨーロッパ各地で受けて、Lomographyとよばれるカテゴリーが作られました。その後2005年にLOMOはLC-Aの製造をやめてしまいましたが、翌年からファンの声により中国でLOMO LC-A+というカメラが生産されています。

HOLGAは元々中国製で、その安価・大量生産による品質から生み出される写真もLOMOと同じように偶然性と独特雰囲気で人気になりました。

僕は、以前からHOLGA135BCという35mmフィルム(普通のフィルム)を使えるようにしたHOLGAを持っていました。オリジナルのHOLGAはブローニーフィルムというフィルムを使うため、ランニングコストが高すぎるし、LOMO LC-A+も35mmフィルムが使えるとはいえ普通のデジカメぐらいのお値段なので、HOLGA135BCでいいや、という感じで使っていました。

今回は中古カメラ屋での偶然の出会い、しかもLC-A+ではなくオリジナルLC-Aというところに惹かれてしまい購入してしまいました。

Lomo2

さて、手に入れて数日後、早速試し撮りを現像に出したところ「お客さんこれ何にもうつってないよ」という写真屋さんの衝撃のお言葉。どうやら、フィルム送り(スプロケット)のツメが甘く、フィルムが送られていなかったようです。

さらに撮り続けていると、何かの弾みで裏蓋が開いてしまう、というフィルムカメラとしては自殺行為を通り越してカメラとして機能しないレベルのアクシデントを招く事もわかってきました。

そんなLOMOですが、思ったよりレンズが明るくて(F2.8というのが公称、あくまで公称)フィルム感度にもよりますが、決まれば意外とパキっとした画も撮れるみたいです。高尾山での写真です。

Mt.takao

でも、ちゃんと写っているのはヘタしたらフィルム全体の1/2か2/3ぐらいなんだよねー。なんせ裏蓋開いちゃうからさ!なかなか可愛いカメラです。

posted at: Mon, 23 Nov 2009 19:10 [photo] permanent link/comments(0)

Sat, 21 Nov 2009

PB / SPECIAL OTHERS

PB
PB / SPECIAL OTHERS
ビクターエ##タテインメント

そろそろ暖房器具が必要な日も増えてきたのに、こんな夏真っ盛りな雰囲気の作品聴いてます。 夏にスペアザのライブが聴けなかったから、というわけではないですが、 今まで一度も生で聴いたことがないので、是非生で聴いてみたいバンドですねー。

こんな盛り上がりのなかではじけてぇー!

ウンチク語たるのが似合わないバンドですから、 ここは居酒屋のオッさんばりに「まぁ聴けや、飲めや」って感じです。

お勧めは

  • タイトルトラックM2 PB
  • 若者の的爽やかさ満載 M4 SPinWednesday
  • マックに行けば思い出す M7 Potato
  • 休日まったり M10 sunrise

あたりですかねー、他の曲もナイスっす。

posted at: Sat, 21 Nov 2009 10:57 [music] permanent link/comments(0)

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