(第1回)Officeに進化は必要なのか (via I, newbie)
どんなに便利なツール、素敵なエディタを探してきて使っていても、普段の仕事で使 うソフトウェアはExcel, PowerPoint, Word, Notesで8割というのが現実。人 によってはExcelは鉛筆、ノート代り。(いるでしょ、Excelを方眼紙のように使う人!)
上の記事を読んで、Officeの機能が人の思考を規定している面ってあるよなぁ と感じた。規定というと語弊があるかもしれないけれど、どこか制限をしてい るような気はする。
たとえば、何かの管理表や一覧表をExcelで作ったり、編集したり、 分析するときに、Excelの機能をどれだけ使いこなしているかは、作業効率だ けでなく、作業結果の質にも影響していることが多い。(ここでの質とは、正 確性という意味ではなく、表として理解しやすいか、扱いやすいかどうか。)
Excelのフィルタ機能を使いこなせないため、他人には見づらい表を作成してし まっている人がいたりする。そういう人にフィルタ機能を教えてしばらくする と、分かりにくかったデータ列からキーワードが抽出され、別項目として追加 され、キーワード選択がしやすい形になってでてくる。
本人は漠然と考えていたキーワードが見える形で整理できたし、 周りはデータの意図がすぐに理解できるようになった。
Excelのフィルタ機能だけでなく、ピボット操作や関数の使いかたでも同じよう なことがときどき起こる。たとえばvlookupを覚えると、それが使いやすいよ うな形で表を作りはじめる。
よくTipsや「便利な機能」は重要でないもの、コラム的なモノとしてみられが ちだ。しかし上のような例をみると、便利な機能を使いこなせるかどうかはか なり重要だ。
つねにクリエイティブであれば、「こんな表現をしたいから、こんな機能はな いかな?」となるけれど、大抵は「こういう機能をしっているから、こういう 風に作ろう」という思考パターンだ。
結果としては、引出しは多い方が良い、ITリテラシーは高いほうがいい、とい うつまらないことなんだけれど、Officeに進化は必要か、といわれれば、引出 しが増えるような進化が必要だと言いたい。
ちなみに、文書フォーマットがXMLになればPerl/Ruby/PythonでExcelをもっと 処理しやすくなるから進化歓迎!なんていう意見もあるけどね(笑)
